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福岡彩子さんの器の魅力

by 宮下肇子

福岡彩子さんとの最初の出会いは2009年の松本クラフトフェアだったと記憶しています
まだクリーム色の釉薬1色しかなく、シンプルなフォルムと相まってかなりあっさりとした印象の展示でした
でも、私はお宝を見つけたようにウキウキ高揚した気分でした

キラキラと表面に散っているのは釉薬の上にチタンを吹き付けて焼いているのだそうです
そして、翌年の3月には木工作家の須田二郎さんとの二人展をIN MY BASKETで開催しました

ここでやっとブラウンの釉薬が登場します

縁の釉薬の感じがたまりません
昔のDANSKのようなヨーロッパの香りがします

2011年の冬の展示でブルーグレイが登場して3色になりました
このブルーグレイの釉薬は私の中ではその頃気になっていたコペンハーゲンのnoma というレストランの器のイメージで、展示にもnomaの分厚い写真集を飾ったのを覚えています

2013年にはコーラルピンクの釉薬も登場!
重ねた上の3枚は耐火粘土で作られていて、オーブンも直火もOKです

赤い実をリースにしたり、たくさん飾ってハーヴェスト感を出して見ました

これはミニチュアのボトルたち
福岡さんがスウェーデンの陶芸家ベルント・フリーべりに触発されて制作したものです
このちいちゃなボトルにリボンを結んでこの年のクリスマスツリー(枝)に飾りました

これは最初の展示の時の美しいシェイプのボウルです
やはり、ルーシー・リーに憧れてイギリスで陶芸を勉強した福岡さんの原点のような作品です


宮下肇子
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